太陽光発電を利用することが難しい地域
太陽光発電は、どこでも利用できるかと言えばそうでもないと思います。日本の中には気象の特殊性から太陽光発電を利用する際に特別の配慮を必要とする地域があります。最初に、海に近い等に塩害による影響を受ける可能性のある地域には、注意が必要です。塩害を受けると、太陽光発電のパネル本体が錆びたり、パネルを支えている架台が錆びたりします。パネルが錆びてしまうと、発電をすることが難しくなります。架台が錆びてしまうと、屋根から落下したりする可能性があります。次に、雪が多い地域には配慮が必要です。雪がパネルの上に積もった状態では、太陽光が当たっても雪が反射し発電ができない場合があります。また、雪の重みでパネルの架台が破損する可能性があります。最後に、風が強い地域は、設置する際に注意が必要です。私の実家は、やまじかぜという風速40メートルの風が吹くことがある地域なのですが、太陽光発電のパネルが痛んだと言うことがよくあります。風によってパネルに押し付けられる力が働いたりするからです。このような特殊地域に太陽光発電を設置する際には、より安全に太陽光発電を利用するために、定期的なメンテナンスがかかせません。